神秘のアイスブルー人気 落差20メートル 奥日光の庵滝【動画】

巨大な氷瀑が姿を見せている庵滝=8日午前11時30分、日光市中宮祠

 栃木県の奥日光にある庵(いおり)滝で、神秘的な氷瀑(ひょうばく)が登山客の人気を集めている。

 滝は前白根山の麓に位置し、落差は約20メートル。ここ数日の暖かさで氷が溶け、所々に岩肌が顔をのぞかせているものの、陽光を浴びたアイスブルーの氷瀑は依然として存在感抜群。幅広い年齢層が足を運ぶフォトスポットとなっている。

 3月中旬並みの陽気となった8日も早朝から数組の登山客が見られ、埼玉県川越市木野目、会社員大石基司(おおいしもとじ)さん(54)は「実際に見る氷瀑は桁違いに大きくて素晴らしいですね」と目を輝かせていた。

 県日光自然博物館によると、10、12日にガイドツアーを開催する予定という。

 

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