全面出入境再開、初日は28万人

2月7日の行政会議は李家超・行政長官が中東訪問中であるため、行政長官代行の陳国基・政務長官が主宰した。同日の香港メディアによると、陳長官は午前9時半ごろに記者会見を行い、全面的な出入境再開に言及した。初日の6日は計28万人が出入境し、うち陸路出入境管理所が22万人を占めた。出境と入境はそれぞれ半分を占めていると説明した。内訳は羅湖が6万4000人、落馬洲が5万4000人、港珠澳大橋が3万3000人、深セン湾が3万人となっている。出入境管理所が混雑した問題を解消するため、陳長官は中国本土側と健康申告の撤廃について交渉することを明らかにした。ただし本土当局の同意が必要であるため、撤廃のタイムテーブルは提示できないという。健康申告は高齢者にとって不便であるため、政府はすでにゲートに担当者を配置して高齢者をサポートしていると述べた。

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