JR宇都宮駅西口前の商業施設「トナリエ宇都宮」(宇都宮市駅前通り1丁目)地下1階に9日、スーパーの「ヤオコートナリエ宇都宮店」(渡辺幸弘(わたなべゆきひろ)店長)がオープンした。
同施設でのスーパーの営業は11年9カ月ぶり。ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人(かわのすみと)社長)の県内店舗は6店舗目で、県南地区以外では初めて。売り場は2341平方メートルで、営業時間は午前9時~午後9時45分。
生鮮品は産地にこだわり、価格帯を含めて品ぞろえが豊富。特大エビフライなどを提供する魚総菜のブランド「漁火GRAND」も展開する。県都の玄関口にあり交流人口が多いことから、単身者やホテル客が利用できる個食盛り、酒類、珍味などを充実させた。
同社は1都6県に182店舗を展開。地域密着の営業方針の下、低価格路線ではない良質で豊かな食品の提供を目指している。川野社長は「(北関東の)モデル店にしたい」と話している。