日銀「広島県内の景気は『緩やかに持ち直している』」

日本銀行広島支店は県内の景気について「緩やかに持ち直している」との見方を示しました。

これは2月の「金融経済月報」で示したもので、「緩やかに持ち直している」
との見方は去年8月から変わっていません。

自動車などの「生産」については、半導体の供給制約の影響が和らぐもとで「持ち直している」、「個人消費」についても、小売店の売上高はが底堅く推移し、旅行も自治体の支援などもあって国内を中心に上向きだとして「持ち直しつつある」と見ています。

一方で、「消費者物価は前年を上回っている」といった物価動向もあることなどから、日銀は、「先行きの景気は、徐々に改善に向かうことが期待されるが、物価動向や新型コロナが与える影響を引き続き注視していく必要がある」としています。

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