アカデミー賞女優 映画での銃使用に抵抗「魅力を感じない」 過去15年にわたり作品内で使わず

アカデミー賞女優のジュリアン・ムーア(62)は、自身の映画の中で銃を使うことに抵抗があるという。アメリカにおける銃規制に関する熱心な活動家でもあるジュリアンは、過去15年間映画で銃を使用していないそうだ。

サンデー・タイムズ紙のインタビューで、意図的に銃を使わないようにしているのかと質問されたジュリアンは、こう答えている。「そうね。まったく惹かれないことだし、魅力を感じないわ」

撮影現場での銃使用に関しては、2021年に映画「ラスト」の撮影で俳優のアレック・ボールドウィンが銃を誤発射し、撮影監督のハリーナ・ハッチンスさんが死亡したことで論争を呼んでいる。

とはいえジュリアンはアメリカで銃器により多数が命を落としている責任がハリウッドにあるとは思っていないそうで、「銃の安全性について話すとき、エンターテインメントのせいにする人がいるけど、全世界の人々がアメリカと同じエンターテイメントを見ていることに気づくことがすごく重要」「私は暴力的な映画が好きじゃないけど、銃犯罪がエンターテインメントのせいだとは思わないわ」と語っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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