県内の倒産件数が、4か月連続で前年を上回ったことが、民間の調査会社の調べで分かりました。
帝国データバンク広島支店によりますと、1月の県内における倒産件数は7件で、4か月連続で前年を上回りました。
業種別では、建設、小売、サービスが各2件でした。主な原因としては、「販売不振」が6件を占めました。
負債総額は、5億6300万円で4か月ぶりに10億円を下回りました。
帝国データバンク広島支店では、「今後、厳しい経営環境がさらに強まることが予想され、先行きが見通せずに事業継続を断念する企業が増えそうだ」としています。
また、今後の先行きについては、「アフターコロナへの期待はあるものの、原材料高、物品高の悪影響を懸念する声が多く、力強い回復は望めそうにない」と見ています。