栃木県内新たに208人感染3人死亡 新型コロナ

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県は12、13の両日、新たに計386人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は41万3523人となった。50代男性1人と80歳以上の男女各1人の計3人が8〜12日に死亡し、県内の死者は計1014人となった。

 新規感染者は0歳〜90歳以上で、12日は178人、13日は208人だった。40代以下が全体の約7割を占めた。最多の40代が69人、30代が56人、10代が51人、10歳未満が50人、50代が48人、20代が38人などと続く。

 死者のうち2人は入院中、1人は施設療養中だった。

 クラスター(感染者集団)は高齢者施設で計6件発生した。このうち5件は足利市内の施設で、それぞれ12人、9人、28人、8人、13人が感染した。小山市内の施設では20人の感染が判明した。

 13日時点の入院者(予定者を含む)247人、宿泊療養者21人、重症者8人。12日時点の病床使用率は35.1%、重症病床使用率は21.4%となっている。

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