より洗練された『レンジローバー・ヴェラール』2024年モデル上陸。同車初のPHEVモデルも設定

 伝統の“レンジローバー”の名を冠し、ラインアップ拡充を担いブランドの新世代移行を牽引するミッドサイズラグジュアリーSUV『RANGE ROVER VELAR(レンジローバー・ヴェラール)』に、内外装のデザインを一新した2024年モデルが登場。モダンラグジュアリーのアプローチを取り入れた、新デザインのフロントグリル、リヤバンパー、ヘッドライトおよびテールライトを採用し、同車初となるPHEVモデルも追加設定して、2月8日より受注が開始されている。

 ジャガー・ランドローバーの基軸プラットフォームを用いて、姉妹ブランドのジャガー『F-PACE』とも車体を共有するヴェラールだが、今回のイヤーモデル投入によりエクステリアはフロントグリル、リヤバンパー、ヘッドライト、テールライトに新デザインを採用し、よりエレガントで洗練された外観に仕上げられた。

 さらに最上級グレードのダイナミックHSEには、新たにシグネチャーDRL付きのピクセルLEDヘッドライトを標準装備し、20インチ、22インチには新デザインのホイールを設定。エクステリアカラーにもヴァレジネブルー、アロイオスグレイ、ザダルグレイなどの新色を含む全9色が用意される。

 一方のインテリアでも、従来の2画面から11.4インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを備えた最新のインフォテインメントシステム“Pivi Pro(ピビ・プロ)”をセンターコンソールに統合し、シンプルで無駄を排した空間に。

 さらにワイヤレスデバイスチャージングを全グレードに標準装備としつつ、PM2.5フィルターとナノイーXテクノロジーを用いて、ウイルスやバクテリア、臭い、アレルゲンを中和し、清潔な室内空間を維持する空気清浄システムプロを新たにオプション設定している。

 パワートレインには、ヴェラールとしては初となるPHEVモデル“P400e”がラインアップに加わり、基本の2.0リッター直列4気筒インジニウム・ガソリンエンジンに最高出力105kWの電気モーターを組み合わせ、最高出力404PS、最大トルクも640Nmを発生。容量19.2kWhのリチウムイオンバッテリーにより、EV航続距離は最大64km(WLTP値、実航続距離は最大51km)を実現した。

 そのほか、従来より設定される2.0リッター直列4気筒インジニウム・ガソリン(250PS/365Nm)と、同ディーゼルMHEV(204PS/430Nm)含めて、パワートレインは全3種類8グレード展開とされ、価格は909万〜1266万円(税込)となっている。詳細についてはランドローバーの公式サイト(https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-velar/index.html)まで。

エクステリアはフロントグリル、リヤバンパー、ヘッドライト、テールライトに新デザインを採用した
ヴェラールとしては初となるPHEVモデル“P400e”がラインアップに加わり、最高出力404PS、最大トルクも640Nmを発生
従来の2画面から11.4インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを備えた最新のインフォテインメントシステム“Pivi Pro”をセンターコンソールに統合する
清潔な室内空間を維持する空気清浄システムプロを新たにオプション設定している

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