5月に開催されるG7広島サミットに向け、広島市の 松井一実 市長と長崎市の 田上富久 市長が14日、G7首脳に原爆資料館視察などを要請するため、各国の大使館を訪れ、駐日大使と面会しました。
広島市の松井市長と長崎市の田上市長は14日午前、アメリカ大使館を訪れ、ラーム・エマニュエル駐日大使と面会しました。今回の各国大使館訪問は、G7首脳に平和公園の原爆資料館視察などを要請するのが目的です。
首脳宛ての要請文では、原爆資料館の視察に加え、被爆者との対面の機会を持つよう求めています。大使館を訪問した後は総理官邸を訪ね、岸田総理に報告しました。
広島市 松井一実 市長
「総理の方は会議日程は決まっていないが、今の世界情勢が核軍縮・核不拡散といったムードが沈滞しているので、それを盛り上げるような会議にしていきたいと考えていると」
また、松井市長は、アメリカのエマニュエル駐日大使が、要請を本国に伝えると語ったと明らかにしました。
