天守閣にほころぶ梅の花 島原城一帯 3月上旬ごろまで見頃

天守閣の背に咲きほころぶ梅の花=島原市、島原城

 長崎県島原市城内1丁目の島原城一帯で、白や赤の小ぶりな梅の花がほころび、春の訪れを告げている。3月上旬ごろまで楽しめそう。
 梅園などに「鹿児島紅梅」「豊後梅」「白加賀」など約300本が植えられている。近くの天守閣は外装改修用シートが取り外され、白く壮麗な姿を現した。遠景の眉山とともに、花越しに見る景色は情緒たっぷり。散策や撮影を楽しむ人は多い。
 同城を運営する島原観光ビューローによると、三分咲きで例年より10日ほど遅い。担当者は「今月下旬ごろまでには一気に咲きそう。きれいになった天守閣と満開の梅を見に来てほしい」と話している。


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