「ボクの名前を決めてね」島ヤギの赤ちゃん誕生 13年ぶり沖縄こどもの国

 【沖縄】沖縄こどもの国(沖縄市、神里興弘園長)で約13年ぶりに在来種の島ヤギの雄の赤ちゃんが誕生。生まれたのは子どもの国が飼育する雌の「カナサン」と雄の「ゼットン」の子。今月1日に誕生した。園内で赤ちゃんを見た人を対象に、ウェブフォームで名前を募集しており、3月4日に命名式をする。

 こどもの国によると、黒や茶などの色があり、小型であることが特徴の島ヤギは、県内に50~100頭程度しかいない。園は在来島ヤギの保存・繁殖に取り組んできた。県立辺土名高校環境科も一緒に協力して取り組んだ。

(島袋良太)

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