まもなくウクライナ侵攻から1年 神奈川・鎌倉の大船観音寺で24日、供養実施へ

ウクライナ国旗と同じ青と黄色のツートンカラーで照らされた大船観音像=2022年4月

 ロシア軍がウクライナ侵攻を始めて1年になる24日に合わせ、大船観音寺(神奈川県鎌倉市岡本)などはウクライナとロシア双方の犠牲者の供養を執り行う。一日も早い戦乱の終結を目指そうと、同市の市民団体「鎌倉ガーディアンズ」などが企画した。

 地元のサッカークラブ「鎌倉インターナショナルFC」のメンバーらが大船、鎌倉の両駅に立ち、募金活動を行う。集められた寄付金はウクライナ大使館に届けられる予定。

 同団体の大津定博代表は「この1年でウクライナへの関心も薄れている。平和の尊さと戦争の愚かさをいま一度考える機会になってほしい」と話している。

 法要は午後3時から、募金活動は同5時から。問い合わせは、大津代表電話090(9814)0696。

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