県内外の人気和菓子21店が集結 23日、矢掛で「マルシェ」

「やかげ和菓子マルシェ」のチラシ

 人気の和菓子店が宿場町「矢掛」に集結―。岡山県矢掛町など井笠地域や県内外の21店舗が参加する「やかげ和菓子マルシェ」が23日、やかげ町家交流館(同町矢掛)で開かれる。

 矢掛からは特産品の一つで、江戸に向かう天璋院篤姫の一行が購入したエピソードを持つ柚餅子(ゆべし)など、地元で愛される計4店が自慢の品を並べる。岡山市からは最多の8店が参加。伝統的なまんじゅうから、現代風のわらび餅といった若者にも人気の商品が登場する。

 「日本三大菓子どころ」とされる京都、金沢、松江からも計6店が老舗の味を届ける。ユニークな形状の「どら焼」で知られる京都の「笹屋伊織」など有名店の商品も販売する。

 会場では県菓子工業組合青年部による和菓子作り体験(500円)などワークショップや、賞品が当たるスタンプラリーがある。

 マルシェは午前9時から午後2時まで。売り切れ次第終了する。問い合わせは、やかげDMO(0866―83―0001)。

「やかげ和菓子マルシェ」の参加店舗

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