相模原・おおだ山荘で自然写真家の作品展示、講演会も 入場無料

自然写真家・寺沢孝毅さん(本人提供)

 世界各国で自然の営みを撮り続けている自然写真家・寺沢孝毅(てらさわたかき)さんの作品を集めた写真展と講演会が18、19の両日、おおだ山荘(相模原市緑区日蓮)で開かれる。入場無料。

 寺沢さんは北海道北西部の日本海に浮かぶ周囲12キロの小島「天売島(てうりとう)」在住。島で10年間小学校の教師を務めた後、写真家として本格的に活動をスタートした。

 島を「小さな地球」と見立てて人や自然の撮影を行い、近年はロシアやアラスカ、北極圏などで起きている環境悪化を取材し、講演活動も幅広く行っている。

 写真展は作品約20点を展示。両日とも午後2時から寺沢さん自身が「地球の未来」をテーマに講演を行う。島で長年続けている絶滅危惧種ウミガラスなど海鳥の保護活動について語る。

 当日は寺沢さんを囲む会(午後5時~7時)も開かれ、緑区在住の五十嵐創シェフによる地元農産物を使った料理が振る舞われる。参加費1万円。要予約。写真展の問い合わせと会の予約は、五十嵐シェフ電話050(6879)3244。

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