残業時間削減など推進4社を表彰 おかやま働き方改革会議

成毛局長(左)から盾を受け取る企業の代表者

 岡山労働局などでつくる「おかやま働き方改革会議」は17日、積極的に取り組む岡山県内企業をたたえる「岡山働き方改革パイオニア企業」に、残業時間の削減などを進める4社を選び、表彰した。

 4社は介護福祉施設運営のアイリーフ(岡山市)、切削工具製造のグリーンツール(笠岡市)、林業の戸川木材(新見市)、太陽光発電システム開発の新見ソーラーカンパニー(同)。

 アイリーフは、従業員が心身や仕事上の悩みを労務担当者に話せる相談窓口を設け、職場環境や人間関係の調査も実施。グリーンツールは、ノー残業デーの導入などで長時間労働を抑制している。戸川木材は、最新機械の導入で生産性を向上し、完全週休2日制に移行。新見ソーラーカンパニーは、子連れで出勤できるよう職場にフリースペースを作った。

 岡山市内で表彰式があり、各社の代表者が成毛節局長から盾を受け取った。4社の事例発表などもあり、オンラインで県内企業の労務担当者ら145人が視聴した。

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