横浜市の中学校給食 工場用地候補に金沢産業振興センター

横浜市金沢産業振興センター(同市提供)

 横浜市が2026年度の開始を目指すデリバリー方式での中学校全員給食を巡り、山中竹春市長は17日、給食工場の候補地の一つとして市金沢産業振興センター(同市金沢区)を検討していると明らかにした。市はこれまで市有地の活用方針を打ち出していたが、具体的な場所には言及していなかった。

 同日の市会本会議で、井上桜氏(無所属クラブ)の質問に答えた。

 同センターは首都高速道路湾岸線幸浦インターチェンジ(IC)近くに立地。近隣企業の福利厚生施設などとして稼働中だが、市は建物の老朽化や需要の変化を踏まえ、解体を前提に新たな活用方法を模索している。

© 株式会社神奈川新聞社