リサ・マリー・プレスリーさんの遺産めぐりドロ沼の争い 母と娘が絶縁状態の理由とは

伝説的歌手エルヴィス・プレスリーの妻で女優のプリシラ・プレスリー(77)と孫で女優のライリー・キーオ(33)が、リサ・マリー・プレスリーの遺産をめぐる騒動で、絶縁状態だという。1月12日に54歳で死去したリサ・マリーの母プリシラは、2週間後に娘の遺産に関して、2016年に施された修正について「信憑性と有効性」を問う嘆願書を提出した。

当時の修正では、エルヴィス・プレスリーの元邸宅グレイスランドとその遺産15%の所有権を含んだリサ・マリーの遺産について、プリシラとビジネスマネージャーのバリー・シーゲルは遺産管理人から外され、代わりにリサ・マリーの子供たち、ライリーと故ベンジャミン・キーオが任命されていた。ライリーは祖母プリシラとの間の溝に「心を痛めて」おり、2人はそれぞれの弁護団を通してのみコミュニケーションを取っているという。

ある関係者は「エンターテイメント・トゥナイト」にこう語っている。「ライリーとプリシラの両者にとって、この数週間はとても張り詰めた、胸が張り裂けそうな日々でした。ライリーは母親を亡くしたことを嘆き悲しんでおり、また同時に家族との遺産紛争に対処しなければならないことに心を痛めています」「一方でプリシラは、自分には正当性があり、裁判で勝つとかたく信じています。ライリーとプリシラは現時点では連絡を取り合っていませんが、弁護士を通じてコミュニケーションしています」

また2人は裁判に向けて準備を進めているものの、ライリーはこの争いを「個人的に解決する」ことを望んでおり、「ライリーはこの問題が公共の目にさらされたことに心を痛めており、母親(リサ・マリー)がこれを決して望んでいないことを知っています。ライリーは現在、大きなストレスを感じており、新シリーズの開始を目前に前向きな姿勢を保とうとしています。娘と夫が彼女を元気にしてくれています」と同関係者は説明、「一方でプリシラは『古い文書が偽造されていた』と確信しています」と加えて語った。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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