“ツバキの魅力”楽しんで 4年ぶり「まつり」 五島で26日まで

ツバキの名花「玉之浦」などが並ぶ盆栽展=五島市武家屋敷2丁目、福江武家屋敷通りふるさと館

 五島市の冬の恒例イベント「第29回五島椿まつり」(実行委主催)が18日、市内で始まった。26日までの期間中、各地でツバキ林を散策するツアーなど多彩な催しがある。現在放映中のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に関連したプレゼントキャンペーンも実施している。
 市内には約440万本のツバキが育ち、つばき油などの特産品がある。同イベントは新型コロナ禍の影響で4年ぶりの開催。
 福江武家屋敷通りふるさと館では、地元の五島椿愛好会の会員が丹精込めて仕上げた盆栽約100点を展示。名花「玉之浦」などの美しい花に観光客らが見入っていた。
 五島港公園ではオープニングセレモニーがあった。地元の食材が味わえる出店が並び、和太鼓演奏が披露。26日も食のイベントなどをする。
 キャンペーンは、市内で撮影したツバキや飲食店の料理などの写真を「♯舞いあがれ五島」と付けて交流サイト(SNS)に投稿すると、五島うどんなどの特産品がもらえる。期間中の各イベントは市のホームページなどで紹介している。問い合わせは実行委(電0959.72.2963)。

© 株式会社長崎新聞社