刑のゆくえ・第２部

「異質さ」つなぎ地域共生社会へ　刑事司法と福祉が相互理解　長崎県諫早でシンポ

「『罪に問われた障がい者』の支援を新たなステップへ～ともに地域で暮らし続けるために」をテーマにした「...

刑事政策の哲学が変わる　「刑法改正の意義」林検事総長に聞く

懲役・禁錮を廃止して拘禁刑を創設し、刑罰の目的に「改善更生を図るため」と明記した改正刑法が成立した。...

障害ある受刑者と福祉つなぐ　長崎刑務所、南高愛隣会と委託契約　国の支援モデル事業

法務省は14日、長崎刑務所（諫早市）に九州内の刑事施設から知的障害者（疑い含む）約50人を集める処遇...

「拘禁刑」創設　改正刑法の意義　法務省元矯正局長・名執雅子さんに聞く

〈刑罰の懲役と禁錮を廃止して一本化した「拘禁刑」を創設する改正刑法などが13日成立した。2000年代...

続く「愛情のガソリン」バトンリレー　生きづらさ抱えた人たちの希望に

第２部　更生とは何か・９＜完＞

まだ肌寒さが残る今年3月上旬の朝。社会復帰を目指して長崎県雲仙市瑞穂町の更生保護施設「雲仙・虹」に暮...

生きづらさ幾重にも　失った一つ一つ　獲得し直す

第2部　更生とは何か・8

「ある男性と出会い、更生とは何かを教えてもらいました」 昨年11月。厚生労働省の矯正施設退所者地域支...

応援団がいる長崎で　「一人では生きて行けません」

第2部　更生とは何か・7

「外の正月は20年ぶりだな」。昨年の年の瀬。施設の職員や入所者と卓球台を囲んで餅を丸める西川哲弥＝仮...

刑務所で介護資格　「まだチャンスあるんかな」

第2部　更生とは何か・6

「支援を受けるつもりは一切ありません」「面会で何度来所されても私の気持ちは変わりません」。長崎県地域...

窃盗先の家族写真　やり場のない憎しみ覚え

第2部　更生とは何か・5

黒のスーツにビジネスバッグ。一見サラリーマンの姿をした西川哲弥＝仮名＝は、郊外に向かう列車に揺られて...

社会のルール分からず　働きたいのに門前払い

第2部　更生とは何か・4

不良少年などを対象とする教護院（現・児童自立支援施設）に移り、西川哲弥＝仮名＝はリンチと盗みをやらさ...