「いつでもおいしく…」“焼き芋の自動販売機” 登場 障害のある人が商品づくり

広島・大竹市のガソリンスタンドに県内初となる “焼き芋の自動販売機” が、設置されました。

大竹市 小方のガソリンスタンドに設置されたのは、広島初登場「焼き芋の自動販売機」です。宮崎・日向市の「農福産業」が、焼き芋をいつでもおいしく食べられるようにと、4年前に自動販売機の設置を始めました。すでに24の都道府県に設置されていて、今回は85台目だといいます。

農福産業 松岡淳 さん
「雨の日でも風の日でも焼き芋の購入ができる。人を介さずに好きなときに購入できるというメリットがある」

貴船桃佳 記者
「500円玉を自販機に入れて、ボタンを押すと…、あったかい焼き芋が出てきました」

自販機から出てくる缶には焼き芋が2~3本入っていて、500円で販売されています。年中楽しめるようにと温かいものと冷たいものが用意されています。

貴船桃佳 記者
「『出きたて』の焼き芋をいただきます。口の中に甘みと香りが広がって、とても幸せな気持ちにさせてくれます」

農福産業 松岡淳 さん
「砂糖などの添加物を使わず、サツマイモだけの甘さで糖度40度あるので、お年寄りからお子さままで安心して食べてほしい」

農福産業は、自販機を順次、全国各地に設置することにしていて、最終的には海外進出も目標に掲げています。

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