ダンス教育への関心を高めてもらおうと、人気グループEXILEのメンバーが、広島県尾道市の中学生や教員たちとオンラインで意見交換しました。
オンラインで意見交換したのは、ダンス&ボーカルグループ「EXILE」のパフォーマー TETSUYA さんです。広島県尾道市にある日比崎中学校の生徒6人と、市内の中学校で保健体育などを担当する教員が参加しました。TETSUYAさんは、中学校の教育現場でダンスをわかりやすく楽しく学べるようにと、ダンスの映像教材を監修しています。
EXILE TETSUYA さん
「(ダンスが)中学校で必修化となり、先生たちがダンサーになる必要はないようにチャレンジしていきたいなと」
教材は、文部科学省の選定を受けていて、尾道市では、日比崎中で先行的に取り入れ、去年10月、市内全ての公立中学校に導入しました。
日比崎中学校 生徒
「ダンスの楽しさをみんなに知ってもらうことができました。基礎から学ぶことでダンスが苦手な人でも踊れるようになりました」
生徒たちは、TETSUYA さんの教材で学んだことをベースに、学校の行事などでダンスを披露していて、その動画も見てもらいながら交流しました。いっぽう、教諭は、ダンスを教える際の課題や悩みを共有し、TETSUYA さんからアドバイスをもらいました。
重井中 三宅秀 教諭
「TETSUYA さんがおっしゃたように、1人ひとりに役割を持たせて輝ける場面を作品の中に取り入れたら良いなと思いました」
EXILE TETSUYA さん
「生徒たちが楽しむ絵は何となく想像できているんですけど、先生も一緒に楽しめる授業というのを尾道市でも繰り広げてもらえたらうれしいなと思っています」
尾道市は、今後も TETSUYA さんとダンス教育を通した取り組みを続けていくとしています。