タイが中国の地方自治体とFTA

タイ政府は海外の自治体との間でミニ自由貿易協定(FTA)を締結することで交流事業や貿易を拡大する方針だ。チュリン副首相兼商務相によれば、タイは昨年8月に中国の海南省とミニFTAを取り交わしたが、これによってタイから同省への輸出が増加している。タイはさらに、今年3月と4月にそれぞれ中国の深圳市と雲南省との間でミニFTAを締結する予定だ。タイはこのほか、山梨県甲府市、インドのテランガーナ州、中国甘粛省、韓国の釜山および京畿道ともミニFTAを取り交わしている。「ミニFTA」は各国の地方政府・自治体との経済関係を強化するために締結する貿易促進協定である。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)

© HKP