人気オンラインゲーム「艦隊これくしょん（艦これ）」にちなんだイベントが23日、長崎県佐世保市中心部で始まった。県内外から「提督」と呼ばれるファンが集結。スタンプラリーやグッズを購入して楽しんだ。25日まで。
艦これは、軍艦を擬人化した美少女キャラクターが敵と戦うゲーム。海上自衛隊の基地がある自治体などがコラボ企画を打ち出しており、佐世保市では民間主導で市の活性化を進める佐世保地方創生プロジェクトチームを中心とした実行委が誘致。過去2回のイベントでは計3万人が訪れた。今回は、新年度に予定する本イベントを前に「先行偵察」として開いた。
初日の23日は、旧佐世保鎮守府凱旋（がいせん）記念館など5カ所を巡るスタンプラリーがあり、午後1時半の開始前に300人超のファンが列を作った。先頭にいた広島市の女性会社員（35）は午前8時から並び「初めて来た佐世保の食べ物やまちの雰囲気も味わいたい」と笑顔。北海道の会社員、及川秀和さん（49）はイベントを通じて3回目の来訪で「まだまだ見たりない。今度はイベントに関係なく遊びにきたい」と話した。
門田和義実行委員長は「佐世保のまちの魅力、食べ物のおいしさ、人の温かさを伝えていき、大きなイベントにしていきたい」と語った。
