格好よいデザインや個性的なデザインなど、ユニフォームを楽しむ要素の一つでもあるスポンサーロゴマーク。
時には読み方不明の謎ロゴが登場することもあり、そのたびに日本国内のユニフォームマニアはネットを駆使して熱心にロゴの正体を調べてしまう。
ここでは、そんな数々のロゴマークから厳選して6つの代表的なロゴをご紹介しよう。
チェルシー
チェルシー 2020-21 Nike ホーム
スポンサー:Three
20-21シーズンから胸に登場するも正体不明の謎ロゴと話題になった「3」。読み方は見たままに「スリー(Three)」で英国の携帯電話会社だ。アイルランド代表“レプリカユニフォーム”の胸スポンサーだったことで、ユニフォームファンには以前から知られていたロゴマークである。
ウェストハム
ウェストハム・ユナイテッド 2007-08 Umbro ホーム
スポンサー:XL Holidays
このシーズンから胸スポンサーとなった「XL(XLホリデー)」は、イギリスの旅行代理店。08-09シーズンも引き続きスポンサーだったが、なんとシーズン途中に経営が破たん。次のスポンサー企業が決まるまでの間、選手はこの「XL」ロゴを覆い隠すために胸番号を付けて戦っていた。
バイエルン
バイエルン・ミュンヘン 2010-11 adidas ホーム
スポンサー:T-Mobile
バイエルンが02-03シーズンから契約するドイツ最大の携帯電話キャリア「T-Mobile」。当初はこの企業名がそのまま胸ロゴだったが、10-11シーズンに突如「・T・・」へと変更。さすがにこれは読み方不明という声が続出した。ちなみに同社は旧西ドイツ時代の郵政・通信公社が母体となっている。
ポルト
ポルト 2007-08 Nike ホーム
スポンサー:Portugal Telecom
“2つの丸とPT”というデザインが独特すぎて企業名が浮かんでこないが、スポンサーはポルトガルの通信企業「Portugal Telecom」。ポルトの他にベンフィカやスポルティングの胸スポンサーだったこともあり、ポルトガルリーグでは昔から有名なロゴマークだ。とはいえ、今日まで読み方を知らずに過ごしてきた人もいるに違いない。
アーセナル
アーセナル 2002-04 Nike ホーム
スポンサー:O2 UK
02-03シーズンのユニフォームに登場し、シンプルすぎて多くファンを驚嘆させた「O2」ロゴマーク。正体はもちろん化学式ではなくイギリスの通信事業者だ。プレミアリーグ無敗優勝という偉業を達成したチームのユニに付いていたロゴで、決して格好よいとは言えないがファンの記憶に強く残るデザインである。
ハノーファー
ハノーファー 2012-13 Jako ホーム
スポンサー:TUI(Touristik Union International)
酒井宏樹(浦和レッズ)在籍時代も含め、2002年から2013年までハノーファーの胸スポンサーだった「TUI(トゥイ)」。ドイツの旅行会社で、不思議なロゴマークはよく見ると社名の3文字を一つにつなげたものだ。
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イングランドのトッテナム・ホットスパーも2000年代前半に同じロゴを付けていたが、あちらは「」TUIの関連企業である。
今ではレアな懐かしの胸ロゴユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。「TUI」ハノーファーをはじめ多種多様なロゴデザインは、ユニ好きなら見るだけでも楽しいはず!