県庁敷地を活用 芝生広場にカフェ・レストラン入る木造建物など整備へ 広島

広島県は、県庁の敷地を有効活用しようと活用策を公募し、広場にカフェなどが入る木造建物などを設ける案を採用しました。

県は去年10月、県庁敷地内にある駐車場などを有効活用するため、事業運営予定者を公募しました。その結果、エヌ・ティ・ティ都市開発を代表法人とするグループ「MOTOMACHI CONNECT」が採用されました。

計画では、芝生の広場に通り抜けできる道を4つ設け、回遊性を高めます。

第1駐車場敷地の建物は、2階建ての木造で、県庁舎と調和するデザインを採用しました。この中には、周辺で働く人をターゲットとしたカフェやレストランなどが誘致されます。今後、採用された事業者との交渉が進めば、2024年度末に完成予定です。

税務庁舎敷地は、2025年度までに解体され、「平面駐車場」が整備されます。これらを含めた概算事業費は、約6億1200万円に上るということです。

© 株式会社中国放送