“会場ほぼ満席” 小浜でバスケWリーグ トヨタ自動車、三菱電機に80-61

【トヨタ自動車―三菱電機】第3クオーター8分、トヨタ自動車のガード山本がシュートを狙う=雲仙市小浜体育館

 バスケットボール女子のWリーグは4日、各地で7試合が行われ、雲仙市小浜体育館で開催されたトヨタ自動車-三菱電機は、トヨタ自動車が三菱電機を80-61で下した。通算成績はトヨタ自動車が19勝2敗(勝ち点40)で首位、三菱電機が17勝4敗(同38)で3位と順位は変わらなかった。
 トヨタ自動車は32-36の第3クオーターからフォワード馬瓜、センター梅沢のインサイド攻撃で反撃。4分に梅沢の2次攻撃で逆転すると、終了間際にはガード山本の2本連続の3点シュートで66-51と突き放した。三菱電機もガード渡邉のドライブインなどで粘ったが、最後はトヨタ自動車が19点差で振り切った。

トップ選手の好プレーに見入る観客=雲仙市小浜体育館

 会場は約1100人の観客でほぼ満席。ハーフタイムには地元の中学生ブラスバンドチームがマーチングを披露して盛り上げた。観戦した国見中女子バスケットボール部の宮原妃乃主将は「ミスがあってもチーム全員が笑顔で励まし合っていた。あすからの練習で手本にしたい」と初めて生で見た女子トップレベルの試合に刺激を受けた様子だった。
 5日も各地で7試合を実施。トヨタ自動車-三菱電機は午後1時半から佐世保市体育文化館で行われる。高校男子チームによる前座試合もあり、午前10時から強豪の福岡第一高と佐世保市選抜が対戦する。

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