バスケ・長崎ヴェルカ9連勝 愛媛に77-73 首位とのゲーム差「5」

【長崎―愛媛】第3クオーター4分、ヴェルカのヘディングがドライブを仕掛ける=県立総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)第25節第2日は11日、長崎市の県立総合体育館などで7試合が行われ、西地区2位の長崎ヴェルカは4位愛媛に77-73で競り勝った。ヴェルカは9連勝で通算33勝13敗。同地区首位の佐賀が西宮に敗れたため、ゲーム差は「5」に縮まった。
 ヴェルカは22-20で入った第2クオーターに地力を発揮。立ち上がりからミスが続いた愛媛の隙を逃さず、髙比良のドライブ、小針の外角シュートなどで波状攻撃を仕掛けた。この日はギブスが不在だったが、身長202センチのウィタカが堅守で存在感を発揮。終了間際には榎田の3点シュートで48-31と17点差をつけて後半に入った。
 ここからヴェルカは攻撃面で失速。第3クオーターはフリースローを含めて5本しかシュートが入らず、5点差まで詰め寄られた。第4クオーターは残り39秒で71-71の同点に追い付かれたが、直後に狩俣の3点シュートが決まって再びリード。最後はヘディングの追加点で粘る愛媛を振り切った。
 最終日は12日、同体育館などで6試合を実施。ヴェルカは愛媛との2戦目に臨む。勝てば東西各地区の上位3チームなど全8チームで争うプレーオフ進出が決まる。


© 株式会社長崎新聞社