広島県内の景気について、日本銀行広島支店は「緩やかに持ち直している」との見方を示しました。
日銀広島支店が3月の「金融経済月報」で示したもので、「緩やかに持ち直している」との見方は去年8月から変わっていません。
自動車など「生産」については、供給制約の影響が和らぎ「持ち直し基調にある」にとしています。
「個人消費」はスーパーやドラッグストアなどの売上が持ち直し基調にあり、旅行も国内旅行を中心に上向きだとして「持ち直しつつある」と見ています。
日銀は「先行きの景気は徐々に改善に向かうと期待されるが物価や海外経済の動向が与える影響を引き続き注視していく必要がある」としています。