長崎ヴェルカ、連勝ストップ 78-80で愛媛に惜敗 バスケットB2

【長崎―愛媛】第4クオーター4分、ヴェルカの狩俣が速攻を仕掛ける=県立総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)第25節最終日は12日、長崎市の県立総合体育館などで6試合が行われ、西地区2位の長崎ヴェルカは4位愛媛に78-80で敗れた。今季最長だった連勝も9でストップして、通算は33勝14敗。同地区首位の佐賀も西宮に敗れたため、ゲーム差「5」は変わらなかった。
 ヴェルカは11日の1戦目と同じく、前半に10点以上のリードを奪ったものの後半に失速。65-61の第4クオーター3分から愛媛に3本の3点シュートを決められ、追う展開となった。狩俣、ボンズの連続得点などで粘り、4点ビハインドの残り1秒にアギラールが3点シュートを決めたが、届かなかった。
 この日勝てば決まっていたプレーオフ進出は次戦以降に持ち越しとなった。ボンズ、アギラールに次ぐ11得点と気を吐いた司令塔の狩俣は「ホームで決めたいという思いがあった分、すごく悔しい。ここからは今までやってきたことをチーム一丸で研ぎ澄ましていくしかない」と前を向いた。
 第26節は17~19日、各地で計14試合を実施。ヴェルカはアウェーで福岡との2連戦に臨む。


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