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長崎県佐世保市の長崎日本語学院の卒業式が10日あり、ウクライナから避難しているアレックス・サマルカさん(17)ら5人が巣立った。サマルカさんは来月から九州文化学園高に通う。
サマルカさんは祖母らと共に佐世保市に避難し、昨年6月から同学院に通い始めた。日本語は「ゼロの状態」からのスタート。当時はクラスメートが何を言っているのか分からず、不安が大きかったという。毎日2時間は日本語を勉強し、今では漢字の読み書きと簡単な会話ができるように。指導してきた森伊作さんは「一生懸命勉強し、成績はクラストップ。日本に溶け込みたいと、すごく努力していた」とたたえた。
同日はネパールやコロンビア、スリランカからの留学生とともに節目の日を迎えた。サマルカさんは希望していた高校進学が決まっており「同世代の友達をたくさんつくりたい」と話した。