老舗をリニューアル 尾道文化を今に伝える宿「Ryokan 尾道西山」来月 オープン

広島県尾道市にある老舗旅館が4月、リニューアルオープンします。オープンを前にメディア向けの内覧会が14日、開かれました。

尾道市山波町で新たにオープンするのが、「Ryokan 尾道西山」です。

1943年創業の旅館「西山別館」がリニューアルされ、「瀬戸内ブランドコーポレーション」が引き継いで運営します。

藤井敏裕 総支配人
「歴史を尊重しつつ新しい息吹を吹き込んでいければいいなと」

敷地面積は約6400平方メートル。本館1棟と離れ6棟に11の客室が設けられ、庭園や瀬戸内海の眺望を楽しめます。

かやぶき屋根がある離れの客室は、開放的なつくりとなっていて、茶室やヒノキ風呂があります。

このほか、露天風呂付きの客室など、老舗旅館の趣きが最大限に生かされました。

新設されたレストランの「ようそろ」は、県内産の食材をふんだんに使ったフレンチメニューから飲み物を含めて自由にオーダーできる方式です。

料金は、1泊2食付き2名利用で9万3500円からとなっています。

藤井敏裕 総支配人
「時間の過ごし方に重きをおいているような世代の方で、尾道に滞在していく人が増えるといいなと」

4月14日から宿泊とディナーの営業を始め、6月からの休日はランチ営業も予定しています。

『Ryokan尾道西山』広島県尾道市山波町678ー1
0848ー37ー3145 予約は電話ほか旅館HPや宿泊予約サイトで受付。

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