高田城址公園観桜会 にぎわい復活に期待 公園周辺など ぼんぼり設置始まる

 上越市本城町の高田城址公園で15日から、第98回高田城址公園観桜会(29日~4月12日)に向けたぼんぼりの設置が始まった。飲食の制限が緩和され、にぎわいが期待される今年の観桜会を彩るぼんぼりが次々と設置されていった。

15日は好天の中でぼんぼりの設置作業が行われた

 ぼんぼりは立ちぼんぼり、つりぼんぼりなど約3000個で、同公園や高田駅前に加え、北陸自動車道上越インターチェンジに設置される。昨年は会期初日の荒天で多くが破損したため補修、新調して数をそろえた。
 作業は5人で行い、立ちぼんぼりは支柱にぼんぼりをはめ込んで固定していった。18日をめどに完了し、来週から電線の設置に入る。ぼんぼりのスポンサーは昨年より約50本増えたという。
 上越観光コンベンション協会は「雪がないので準備は順調。コロナの制限がようやく緩和し、従来の高田の花見を盛大に楽しんでもらえれば」と話した。

© 株式会社上越タイムス社