双子のパンダ「親離れ」訓練中 上野の百貨店は記念イベント

上野動物園の双子パンダ、シャオシャオとレイレイが3月10日から母親から離れる準備を始めています。一方、上野にある百貨店では親離れを記念するイベントが開催されています。

双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイは"親離れ”に向け、夜は母親のシンシンと別居する訓練を始めています。上野動物園によりますと、シンシンと離れて過ごす時は普段よりもシャオシャオとレイレイが一緒にいる時間が長いということです。2頭は親離れの訓練の最終段階として3月20日過ぎあたりからは終日、シンシンと分かれて過ごす予定で、具体的な日程については2頭の体調や状況などから判断するということです。

一方、親離れの訓練が始まった双子のパンダを記念して、大手百貨店の松坂屋上野店ではイベントを開催しています。店内のカフェでは「双子パンダケーキ」も期間限定で登場しました。2頭が仲良く並んだ限定ケーキはマシュマロとチョコレートでパンダを表現していて、横に付いたキウイは竹をイメージしています。

さらに、ママに甘えるシャオシャオや、ママと一緒に竹を食べるレイレイなど、双子とママの思い出の写真を使った垂れ幕が店内に飾られています。そして店内の対象店舗で3000円以上を買い物した人には、特製のしおりもプレゼントしています。松坂屋上野店・販売企画担当の山口華子さんは「上野にとってパンダは絶対いなくてはならない存在。パンダと共に街全体が盛り上がっていければ」と話しています。

このイベントは3月28日まで開催されています。

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