「ハウステンボス歌劇大劇場」17日オープン 華やかにオープニングセレモニー

セレモニーでオープンを宣言するハウステンボス歌劇団員=佐世保市、ハウステンボス歌劇大劇場

 長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)は「ハウステンボス歌劇大劇場」の17日のオープンを前に、報道関係者ら向けにオープニングセレモニーをした。
 HTB開業30周年記念事業の一環で開設。日本中央競馬会(JRA)の場外馬券発売所「ウインズ佐世保」のホールを活用し、ステージ上の階段や両サイドの花道などを整備。歌劇場としての機能を高めた。座席数は、12日に閉館した旧常設劇場「MUSE HALL」の約4倍となる約千人分を備え、歌劇団員らの写真パネルが並ぶフォトスポットや、グッズを販売するショップも設置した。
 今年で結成10年目を迎える歌劇団「歌劇ザ・レビューハウステンボス」も「ハウステンボス歌劇団」と改名し、新拠点で新たな一歩を踏み出す。
 16日のセレモニーには同歌劇団全6チームの計60人などが参加。坂口克彦社長は「地元九州、日本、そして世界の皆さんに喜んでいただけるエンターテインメントをお届けしていく」とあいさつ。トップスター、優雅さんは「このような素晴らしいステージに立たせていただけることに心から感謝する」と話した。
 同日、こけら落とし公演もあり、来場者らは華やかな劇場での優雅な歌と踊りを楽しんだ。


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