「私の魂を置いていく」田辺信宏静岡市長が最後の議会で“惜別メッセージ”

静岡市議会2月定例会は3月17日に最終日を迎え、田辺信宏市長が「私の魂を置いていく」と別れのあいさつをしました。

静岡市議会2月定例会の最終日。各委員会に付託された議案の審議結果が委員長から報告され、過去最大となる一般会計3,517億円の2023年度予算案が賛成多数で可決されました。

このうち、静岡市清水区に建設される海洋文化施設の建設費については、一部の会派から「市民の理解が不十分」などとして、削除を求める修正動議が提出されましたが、賛成少数で否決されました。

閉会では、田辺市長からは別れのメッセージが。

<静岡市 田辺信宏市長>

「新しい予算と組織に私の魂を置いていきます。3期12年間、お世話になりました。ありがとうございました」

田辺市長は4月の市長選に出馬しない意向を示していて、「世界に輝く静岡の実現に向けて編成した肝いりの予算」と述べ、新しい市長へ執行を託しました。

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