福井県教職員の人事異動発表、総勢1786人 2023年3月18日発表、福井新聞D刊で検索可能

 福井県教育委員会は3月18日、総勢1786人の教職員異動を発表した。前年度より51人多い。新採用は定年による大量退職の影響を受けて36人増の279人となり、少なくとも過去10年で最多。管理職(校長・教頭)に占める女性の割合は30.4%(0.8ポイント増)で過去最高を更新した。発令は4月1日付。福井新聞社は、教職員の人事異動を電子新聞「福井新聞D刊」で速報している。氏名か新・旧職場名を入力すると閲覧できる。

 団塊世代が定年を迎えたことで直近5年は年間300~350人規模の大量退職が続き、新採用数も増加傾向にある。退職者は前年度比45人増の344人。内訳は校長72人(3人増)、教頭19人(2人増)、教諭237人(52人増)など。定年の教諭ら約350人を再任用する見込み。

© 株式会社福井新聞社