地域で暮らす高齢者の医療と介護のニーズに応えようと広島市 安佐地区の医師会が、県内で初めて本格的な地域包括ケアの拠点病院をオープンします。
安佐医師会病院は、旧広島市立安佐市民病院の北館を改修したもので、来月1日のオープンを前に19日、開院式典がありました。
安佐医師会 辻勝三 会長
「住民のみなさまが身近で質の高い医療介護サービスを受け、住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう努めていく所存です」
入院ベッドは102床。▽大病院で緊急手術を受けた高齢者がしばらく入院してリハビリなど在宅復帰の準備をするほか、▽在宅復帰後の再入院も受け入れます。また、▽「在宅医療・介護連携支援センター」を併設し、在宅復帰後、すぐに必要な介護や生活支援を受けられるよう対応します。
地域のかかりつけ医で作る医師会が、医療と介護のニーズに応える本格的な地域包括ケアの拠点病院を開設するのは、広島県内で初めてです。
