離婚も経験し子供もいるからこそ全てのママの気持ちが分かる!「子どもの教育を1番に考えたい」アーティストから政治家を目指した理由とは?無所属・すぎしま みか氏(PR)

熊本で子育てをしていて、子どもにかかるお金や教育に悩んでいませんか?

熊本出身のすぎしま みか氏は、ママも子どもも安心できる社会の実現のために奮闘されています。すぎしま氏は熊本で20年間シンガーソングライターMICAとして「夢は叶う」と、子どもたちに伝えてきました。しかし若い人が熊本で夢を叶えづらい現状や、自身の子育て・離婚経験から「子どもの教育を1番に考えたい」と、政治の世界へ飛び込みました。

今回は、すぎしま氏が政治家を目指したきっかけや、実現したい政策、離婚も経験し子供もいるからこそ政治に活かせることなどを、お聞きしました。子育てに悩むママの安心につながる内容ですので、ぜひ参考にしてください。

「平等な教育経験を!」頑張るママを勇気づけた息子の一言とは?

選挙ドットコム編集部(以下、編集部):

政治家を目指したきっかけについて教えてください。

すぎしま みか氏(以下、すぎしま氏):

アーティストとして学校公演を行う中で子どもたちの進路を尋ねると、熊本を離れる若い人が多いことに不安を感じました。私自身、夢だったアーティストになり、地元・熊本で20年間活動してきたので、「場所は関係なく、考え方次第でどうにでも変えられる」と自信を持って伝えています。ただ、学校公演を開催するのも保護者からの反対があるなど、アーティストが教育に入り込むのはとても難しいです。

部活動の廃止や経済的な格差など、子どもたちがスポーツや文化を学ぶ機会が平等ではないとも感じています。自分の中学生の息子にもそうですが、「子どもたちに、いろいろな経験をさせて選択肢を広げてあげたい」と私は思っています。

しかしアーティストとして取り組むには限界があります。そこで行政側から「平等に教育経験を積めるように、仕組みから変えたい」と考えて、決心しました。

編集部:

政治家になることについて、息子さんには理解してもらえましたか?

すぎしま氏:

選挙運動をする前に、1番背中を押してくれたのは息子でした。周りには反対されましたし、息子にも「いじめられるかもしれないけど、それでも大丈夫?」と聞きました。

そしたら、「戦ってもいない人の言葉なんて、俺には効かない」って、とても力強く応援してくれたんです。

未来ある子どもたちのために挑戦することに意味があると、子どもから教えてもらいました。

離婚経験もすベて政治に活かす

編集部:

政治に活かしたい経験などはありますか?

すぎしま氏:

政治家は家族にサポートしてもらうのが当たり前に思われていますが、あえて「離婚経験を含めた経験すベてを活かして政治に携わる」という姿勢でいきたいと、私は考えています。

息子とは離れて暮らしていますが、結婚・子育て・離婚を経験したので、シングルマザーの方の気持ちも分かると感じています。離婚して子どもがいるからこそ、全ての人の気持ちが分かるんです。この経験を全て活かした上で、政治に取り組みたいです。

編集部:

全てのママの味方になれそうですね。他にも20年間の音楽活動や、天草の観光大使などのご経験も、政治に活かせそうでしょうか?

すぎしま氏:

はい。音楽を通してイベントに携わってきたので、イベントのノウハウや人脈を活かしたいです。例えば、熊本の物産をPRしたり、お客さんの呼び込みをしたりすることは、1番の得意分野です。

皆さんの目に触れる機会を増やすと反応も良いですし、イベントは人を笑顔にし、楽しませてくれます。親子の関係がより良くなり、子どもたちの心の成長にも活かせます。更には、熊本の経済活動の活性化にもつながります。

実現したい政策:子どもの教育を1番に考えたい

編集部:

実現したい政策について教えてください。

すぎしま氏:

子どもの教育を1番に考えて、次の政策に取り組みたいです。

  • 子どもの教育:ママも子どもも安心できる社会へ
  • 教職員の精神的負担の軽減:「救わなきゃいけないのは先生たちも」
  • 地域密着の子育て支援:子育てと仕事の両立のために

1.子どもの教育:ママも子どもも安心できる社会へ

子どもの安心は親の安心であり、 それが10年後の未来の経済安定に繋がっていくと、私は考えています。

親になると必ず悩むのは、子どものためのお金です。子どもの教育の経済サポートが整えば、親も仕事や他のことに取り組めます。安心して学校に通い勉強ができたり、スポーツに励んだりできる子どもの教育環境の整備を、1番に考えています。

「万が一離婚しても大丈夫よ。国や県全体で子どもたちを育てていこうよ」と、言える環境があれば、女性も安心して子どもが産めると思うんです。

2.教職員の精神的負担の軽減:「救わなきゃいけないのは先生たちも」

子どもたちが安心できる教育環境のために、教職員の精神的な負担の軽減策に取り組みたいと考えています。

理由は2点あります。1点目として多くの方に「救わなきゃいけないのは、先生たちも」と直接ご意見をいただき、先生方が守られる環境でないと安心して教壇に立てないと、考えたからです。

 同窓会の会長をしていますが、長時間労働による肉体的ストレスや、保護者や子どもたちとのコミュニケーションによる精神的ストレスから心が病んでしまい、同窓会にすら出てこられない先生方も多くいらっしゃいます。子どもたちが安心できる環境のためにも、まずは先生たちのサポートが必要だと考えています。

2点目としては、学校公演を行っているつながりで先生方に直接お話を聞かせていただきましたが、心の病気で休職者が増えるなど人手不足が深刻だと感じたからです。

スクールカウンセラーなど専門的な人材の投入が全国的に始まっていますが、熊本はまだまだ整っていません。教職員に対してのカウンセリングや、スクールロイヤーの配置などで、保護者と先生・生徒と先生の距離を適切に保っていく必要があると、私は考えています。

<都道府県ランキング(スクールカウンセラー配置):熊本は全国で35番目

引用:https://www.resource-port.net/2021/08/25/sc-haichi/

3.地域密着の子育て支援:子育てと仕事の両立のために

私は子育て経験があり仕事も好きなので、「子育てをしながら仕事がしたい」という問題にぶつかってきました。子どもたちが安心安全に暮らせる環境のためにも、地域密着の子育て支援に取り組みたいと考えています。

子どもが病気をした時に見てもらえる施設が無ければ、思うように仕事ができないですし女性も働かなければいけない時代だと、私は思います。同世代のママたちの話もお聞きする中で、共働きのご家庭もですが、ひとり親の方が子育てと仕事を両立するためのサポートについても、考えるようになりました。

他にも熊本は少子高齢化が深刻なので、高齢者の方の知恵や時間をお借りした子どもの見守りマッチングについても考えています。地域の高齢者の方にも協力いただいて、ママがお仕事と生活を両立できる仕組みを考えていかなければなりません。

編集部:

高齢者の知恵を借りたマッチングというのは、具体的にどういった内容でしょうか?

すぎしま氏:

例えば子どもが風邪をひいた時に「何を食べたら早く治るのか」など、高齢者の方が子育て経験を活かして空いた時間に見守っていただければ、ママも子どもたちも安心できます。一方で、子どもたちが高齢者の方にデジタル製品について教えてあげるなどすれば、お互いのプラスになるマッチングができると、私は思っています。

PTAがなくなったり婦人会も少なくなったりと地域のコミュニティが減っているので、こういったつながりは非常に大切です。デジタル化が進み昔ながらのコミュニケーションの機会が、とても減りました。しかし、アナログ的な直接会話によるコミュニケーションは、人にとって非常に大切なことだと思います。

編集部:

子ども食堂のボランティアも、そうした地域密着の子育てのために、されたのでしょうか?

すぎしま氏:

はい。子ども食堂のボランティアを通して、「夏休みになると給食がなくなって痩せてしまう子がいる」などの現状を知ることができ、ボランティアをされている方々の悩みも多くお聞きしました。

「本当に支援が欲しい方に情報が行き届かない」、「物資、お金の支援が厳しくて続かない」などが大きな課題です。子ども食堂の数だけを増やせばいいと私は思わないですし、地域の用途に合う形で、どうすれば長く持続していけるかを考えていきたいです。

編集部:

子どもたちが安心できる環境を整備するために、真剣に取り組まれているのが伝わってきました。プライベートはどのようにお過ごしでしょうか?

すぎしま氏:

私は「明日、休みで1日何も予定がない」というのを過ごせないというか、外に出て人と話していないと息が詰まるんです。仕事が好きだし何かしていないと落ち着かないので、つい仕事を詰め込んじゃいます。

息子と過ごす時間も普通の家庭よりは短かったと思いますが、自分の背中を見て学んで欲しいから、「まず自分が楽しむ姿を見せていく」ことを大切にしています。

不安に思うこともありましたが、息子が「お母さんが楽しそうだから、早く仕事がしたいな」と言ってくれたことがあって……自分は間違っていなかったと思えて、うれしかったです。

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