伊賀越えで徳川家康の案内役、長谷川氏の家紋入り「御城印」発売 福井市の槇山城、限定100枚

槇山城の2種類の御城印=福井県福井市東郷二ケ町のこびり庵

 福井県福井市東郷地区の槇山の整備などに取り組む「槇山を育てる会」は3月20日、槇山城の「御城印」2種類の販売をJR越前東郷駅近くのこびり庵、同市の道の駅「一乗谷あさくら水の駅」で開始した。⇒福井県内20カ所の限定版「桜の御城印」出た

 2種類ともはがきサイズの布製。縁起の良い模様とされる吉祥紋をデザインし、戦国時代に城主を務めた長谷川氏の家紋を入れた。また、片方には本能寺の変(1582年)の直後、徳川家康が伊賀(三重県)を通って逃げる際に長谷川氏が案内役をしたとされたことにちなみ「伊賀越え 案内役 長谷川秀一」と記した。もう片方には槇山で咲くミズバショウの写真が入っている。

⇒福井県内の城を学び楽しむ「ふくい城巡り」

 1枚500円(税込み)で、各100枚限定。

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