世界一おいしくカキを食べられる街へ 「ひろしま春の牡蠣まつり」

WBCで日本中が盛り上がっていますが、広島市内では「牡蠣まつり」が始まっています。広島を世界一おいしくカキが食べられる街へ…。

末川徹 記者
「JR広島駅のすぐそばにあります、通称 “エキニシ” からお伝えします。きょうはあいにくの空模様ということなんですけれども、突然ですが、みなさん、春といえば桜をイメージされる方も非常に多いかと思うんですが、このエキニシでは桜ではなく、カキに注目してほしいそうなんです」

「イベントが開かれています。露店販売も行われています。人通りもすごく多いです。この『ひろしま春の牡蠣まつり』は、カキの魅力を広く世の中に発信していこうと行われていて、広島市内から77店舗が参加しているということなんです」

「そのうちの1つ『あとり酒店』にきょうはおじゃましたいと思います。こんにちは。よろしくお願いします。内装もとてもすてきです。店主の森さんです。いよいよイベントが始まりましたけども。目の前にはありますね。(カキが)神々しい感じ。確認なんですけども、全部食べちゃっていいんですよね?」

あとり酒店 森大輔店主
「いっちゃってください」

末川徹 記者
「ありがとうございます。お昼ご飯食べて来なかったので。さっそくいただきます。レモンとカキ、大きい。うーん! 磯の香りが広がってきて、とてもおいしいです。日本酒があれば、200点満点です」

あとり酒店 森大輔店主
― 春ガキの魅力って?
「実はカキは2月後半から4月にかけて、一番うま味が凝縮される時期でして、一番おいしい時期なんですよ」

― このイベントを通してどういうふうに街を活性化させていきたい?
「新型コロナでみなさん、外に出られなかったと思うんですけども、やっとマスクも解禁されて、外に出られるようになったので、このイベントとか、これからイベントもしていくので、ぜひ、みなさんと会えたらなと思っています」

末川徹 記者
「ありがとうございました。まだ口の中にカキが残ったままなんですが、イベントは4月9日まで開かれています」

◇ ◇ ◇

― 春のカキっていうのもいいですね。4月ぐらいまでうま味が詰まっているということでした。大きなカキでしたね。末川記者、一口食べた後の最初の一言、何を言っているのか、わかりませんでした。失敗だったんでしょうね。全部食べると言っていましたが、うらやましいです。

― “エキニシ” の通りを歩くだけでもいろんなカキを味わえそうです。以前はエキニシを中心に行われていたこのイベントなんですが、今は市内77店舗まで広がっているということで、来月9日まで楽しめます。

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