レンジで作る和菓子Part2【苺大福の作り方】

レンジで作る和菓子Part2【苺大福の作り方】

レンジで簡単お菓子作り!

3月になりましたね。先週末はお雛祭りでしたが、先日アップした3色団子の記事を参考に作ってくださった方はいらっしゃいますでしょうか^^? レンジで和菓子が作れるなんて、意外と簡単!そう思っていただけたら嬉しいです。 今日はレンジで作る和菓子をもう一つ、この時期店頭で見かけるとついつい購入してしまう、苺大福の作り方をご紹介します^^

和菓子にはつきもの!餡を包むという作業

今回の苺大福は、苺を包む、餡を包む、という、お団子の作り方にはなかった重要な工程が入ってきます。 この作業は口でお伝えするのがなかなか難しいと感じたので、今回はいつもに増して、沢山の写真を撮ってみました。 撮影者は8歳の長男なので、ところどころぶれて、見苦しい画像もあるかもしれませんがご了承ください^-^;少しでも皆さんにわかりやすくお伝えできれば幸いです。

苺大福のレシピ(約10個分)

材料

・白玉粉・・・100g ・上白糖・・・80g ・水・・・200g ・こし餡(白でも黒でもお好みのもの)・・・300g ・苺(小~中粒のもの)・・・10粒 ・片栗粉・・・適宜

おおまかな作り方

STEP1.中餡を準備する。 STEP2.外側のお餅生地を作る。 STEP3.お餅で餡を包む。 【POINT1】お餅の生地を作った後は、冷めないうちに餡を包んでしまわなければならないので、必ず中身の餡の準備を先にしてください。

くわしい作り方

STEP1. 中餡を準備する。

1.苺のヘタを切る。餡を10等分する。10等分した餡でそれぞれ、苺を包んでいく。

左手(利き手ではない方)に餡を持ち平らな円にし、苺をのせる。

餡を持った手は、生卵を包むような感じでやさしく丸め、餡(と苺)を回転させながら、苺の周りについた餡を少しずつ上に上げていく。上の方に来て、難しいなと感じた時は、中指と親指ですぼめるように餡を上げていくのも可。

苺の先が少し出ている状態で終了、中餡の完成。

STEP2.外側のお餅生地を作る。

2.白玉粉をボウルに入れ、同量(100g)の水を注ぎ入れる。白玉粉は粒が大きくだまになりやすいので、この時点でしっかりと、粉を潰しながら溶かしておく。 3.ボウルに残りの水、砂糖を入れ、ゴムベラまたは木杓子で混ぜ、粉類を溶かす。 4.ラップをせずに、600wの電子レンジでまずは2分加熱する。一部、火が通ってお餅になり始めている部分があるので、しっかり混ぜて、中を均一な状態にしておく。

5.さらにもう1分加熱する。同じく取り出して、全体が均一な状態になるまでしっかりと混ぜる。

6.同じように少しずつ加熱して、その都度取り出しては均一な状態になるまで混ぜ合わせるという作業を繰り返す。 【POINT2】最後の方は、混ぜるというよりは、お餅を捏ねるような作業になります。手ではなくヘラのままで結構なので、外側の生地を内側に持ってきてはペッタンペッタン搗く、この作業を繰り返してください。 7.今回は2分→1分→1分→1分→30秒、で加熱終了。終了の目安は、生地全体に透明感、しっかりとした弾力、が出るまでです。 【POINT3】加熱むらがないように、その都度しっかり混ぜ合わせるのがポイントです。

【POINT4】お餅の様子もできるだけわかりやすくお伝えしたいと思い、変化の経過を写真に収めてみました

STEP3. お餅で餡を包む。

8.片栗粉を敷いたバットを二つ用意し、一つの中にお餅を取り出す。スケッパー(カード)等で10等分する。

9.餡の時と同じように、平たい円状に形を整え、その上に餡をのせる。この時、上面に来てほしい「苺が顔を出している部分」を下にして包んでいく。

1で苺を餡で包んだ時と同じ要領で包んでいく。

最後はお餅をぎゅっと中心に寄せるようにして、しっかりとつまみ合わせて閉じる。

閉じ目を下にし、片栗粉を敷いたもう一つのバットに並べていく。上面はうっすらと苺が見えてこんな感じ。 10.全ての大福を包み終えたら、刷毛等で大福全体に片栗粉をまぶし、その後余分な粉をはたいて完成。

まとめ

いかがでしたか?苺大福の作り方。 餡を包む作業は和菓子の基本。とはいえ、初めての方には少し難しい作業かもしれません。 日々作業を行っている和菓子職人さんたちのなせる技でもあるのですが・・・ 沢山の写真で、少しでも上手な包み方の参考になれば幸いです^^

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