パンケーキのきれいな焼き方

パンケーキのきれいな焼き方

コツを押さえてきれいなパンケーキを焼こう!

いまだに衰えないパンケーキブーム。巷にはおしゃれなパンケーキのお店がたくさんありますよね。 家でもお店みたいなパンケーキが焼きたい!そう思って焼いてみるものの意外ときれいに焼くのは難しくて、お店とはほど遠い出来上がりに・・・なんてことはありませんか? 簡単そうに見えて奥の深いパンケーキ。コツを覚えてきれいなパンケーキを焼いてみましょう!

基本の材料

生地はお好みのレシピでも良いですし、市販のパンケーキミックスを使用されても良いですが、今回焼くパンケーキのレシピを参考までに。

材料(直径10cmのパンケーキ7枚くらい)

・薄力粉・・・100g ・コーンスターチ・・・10g ・ベーキングパウダー・・・5g ・砂糖・・・25g ・卵・・・1個 ・牛乳・・・110ml ・太白ゴマ油・・・大さじ1(サラダ油、溶かしバターでも可) *コーンスターチを入れるとふんわりと軽い焼き上がりになりますが、入れすぎるとさっくり感が増してしっとり感が薄れてしまうので、入れるのは薄力粉に対して1割が良いかと思います。

コツ1. 生地のかたさ

出来上がった生地は持ち上げると、とろりと流れ落ちるくらいが良いです。

生地がゆるすぎると、フライパンに入れたときに広がってしまって丸くなりません。 逆に生地がかためでも、フライパンに入れたときに広がらないので丸くなりません。 左がゆるい場合、右がかための場合です。

ちょうどよい生地のかたさだとフライパンに入れたときに自然に丸く広がっていきます。

コツ2. 生地の流し方

お玉一杯分の生地をフライパンに流します。コツは、同じ高さ同じ位置から生地を流すことです。フライパンから15cmくらいの高さから手を動かさずに生地を落としていくと自然と丸く広がっていきます。同じ大きさになるように毎回同じくらいの量になるように気をつけます。

フッ素加工のフライパンなら油はひかなくて大丈夫です。油をひくと焼き色がまだらになってしまいます。左が油をひいていて、右が油をひいてません。

コツ3. ひっくり返すタイミング

生地にふつふつと穴(気泡)があいてきたらひっくり返すというのはみなさん知っているかと思うのですが、ではどのくらい穴があいたらひっくり返すのか?このタイミングが意外とポイントなのです。 穴がちょっと出てきてはいるけれどまだはじけていません。まだひっくり返すには早すぎます。

穴がでてきていくつか(4〜5個)はじけました。このタイミングでひっくり返します!

穴があくのを待ちすぎると、生地に火が通り過ぎちゃいます。

生地の周りが乾いてきちゃってます。こうなるとひっくり返しても裏面にきれいに焼き色がつかないです。また、ふっくらの素の気泡が消えすぎてしまったので、焼き上がりも少しかたくなってしまい、ふっくら感が減ってしまいます。

コツ4. 火の強さ

火加減もまた重要なポイントです。火加減は、「中火に近い弱火」です。弱すぎてもダメだし、中火だとちょっと強すぎます。 ガスコンロやIHコンロかによっても調整が難しいのですが、ご家庭のコンロで最適な火加減を見つけていただけたらと思います。 火が弱すぎるときれいな焼き色がつかないですし、ずっと焼いているうちに生地がかたくなってきてしまいます。逆に強くても焦げてきてしまいます。 左からごく弱火、中火に近い弱火、中火で焼いたパンケーキの比較です。

一見、ちょっと火が強くても平気かな?と思いきや、裏面を見てみるときれいに焼けていません。

火が強いと生地に火が通りすぎてしまって、裏返したときにまだらになってしまいます。食べた時にちょっと焦げた味もしておいしくないです。

きれいに焼けたパンケーキは見た目も味も良し!

きれいに焼けたパンケーキはしっとりふんわり。おいしいのはもちろんのこと、重ねて飾り付けをすればお店みたいなパンケーキみたいになります♪

バターとメープルシロップ(orはちみつ)をかけてシンプルに食べるも良し。生クリームをのせたり、フルーツをたくさん飾ったりしてもよし。アイディアしだいでいろいろなパンケーキができます。 ぜひ、きれいなパンケーキを焼いて、自宅にいながらパンケーキ店の気分を味わってみて下さい!

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