シフォンケーキのオイル選び Part2

シフォンケーキのオイル選び Part2

オイルの違いでシフォンを比較!

こんにちは。chiyoです。Part1の続きで、今回は実際に食べた時の感じなど個々のオイルを比較していきます。前回の表も参考に見てもらえたらと思いますのでこちらにも、貼っておきます。

焼き上がり比較結果

ココナッツオイル

焼きあがった時はココナッツの香りがしっかり残っていました。 ココナッツフレーバーのシフォンには最適だと思います。ただ、他のフレーバーの時は不向き。かなりココナッツが主張しています。 作業性が悪かったのが難点。卵白とオイルの入った卵液を混ぜている際にシュワシュワと卵白の泡が消えていく感じがかなりあり、膨らみが心配になりました。 焼きあがった時の膨らみ自体は他のものとそれほど変わりなく膨らんではいたのですが作業に時間がかかると膨らみが悪くなる危険性が高いように思います。 食べた食感はしっとり感がありキメも均一で断面は綺麗でした。

ごま油

お菓子にも最適と言われているだけあって何をとっても良かったかと思います。 香ばしい香りが感じられましたがフレーバーを邪魔する感じではないので、どんなシフォンケーキにも合いそうです。 しっかり膨らみ生地も均一に上がっていました。食べた感じはしっとりしていました。※こちらは製菓用の無味無臭の白いごま油を使用しております。

サラダ油

香りは無臭。生地のキメは少し粗めですが、伸びはよくしっかり膨らんでくれました。 しっとりしていてどちらかといえばさっぱり食べられる感じがします。

アーモンドオイル

香りは少し甘い感じがしました。フレーバーを邪魔する感じではないので使いやすいかと思います。生地のキメは若干粗めなのかもしれませんが、気になる感じではないです。 しっとりしていて膨らみも十分ありました。他の生地より柔らかく感じました。

オリーブオイル

香りは意外に無臭。焼くと香りは無くなりました。 膨らみがすごく良かったのですが生地のキメが荒く、焼き縮みが目立ちました。 食感も少しパサつき気味でした。

食用調理油1

こちらのオイルは何種類かのオイルがブレンドされており乳化剤も入っていたので膨らみが心配でしたが1番膨らみました。そのかわり生地は粗めでパサつきも感じられました。

食用調理油2

こちらはココナッツと同様、混ぜている時に卵白の泡が消えていくのを感じました。 出来上がった生地もモコモコという感じはなく生地自体にボリュームがなかったです。 焼き上がりも膨らみも悪く、生地もかなりしまった感じがありました。食べた時はパサついた感じはなくしっとりしていました。

シフォンケーキに最適なオイルは…

安心して作れて美味しく食べるには

ごま油」か「アーモンドオイル」がおすすめです!膨らみも十分にありますし、生地のしっとり感も抜群だと思います。 フレーバーのシフォンケーキの時も邪魔することのない程度の香りもお勧めポイントです。

お得に美味しく食べるには

経済的な面も配慮するなら「サラダ油」がいいと思います。 お家でお料理に使っているオイルで作っても美味しく作れると思います。 ただし、加工油脂が主成分のものは卵白の泡を消すようですので、お菓子作りには不向きなのかもしれません。 贈り物でいただいたような揚げ物に魅力的なオイルで作る時は、表示を確かめた方が安心かもしれません。 作りたいシフォンケーキのフレーバーやその時求める食感などによってオイルを変えるのも楽しそうです。シフォンケーキ作りの参考になれば嬉しいです。

【おすすめの特集】シフォンケーキの特集はこちら

© 株式会社TUKURU