ふたつ星4047「ハーフバースデー」 期間限定のおもてなし

乗客にそのぎ茶を配り東彼杵町をPRする「お茶娘」=ふたつ星車内

 西九州新幹線の開業に合わせ、在来線(武雄温泉-長崎)で運行を始めた観光列車「ふたつ星4047(よんまるよんなな)」の誕生6カ月「ハーフバースデー」を祝う期間限定のおもてなしが停車駅や車内であった。
 24日、JR諫早駅ホームで、諫早市の酒造会社「杵の川」が日本酒を販売。東彼東彼杵町の「お茶娘」ら同町の「おもてなし隊」が同駅からJR千綿駅まで乗車。乗客に「そのぎ茶」を配り、海が見えるホームとレトロな駅舎が人気の千綿駅をアピールした。駅舎前ではそのぎ茶のふるまいや特産品の販売があった。
 普段はホームで列車を迎える同町の宿泊業、齊藤晶子さん(56)は「訪日客も含め、乗客は次の停車駅では何があるのかと楽しみにしている。乗客目線で千綿駅に降りたくなるにはどうしたらいいかを考える体験になった」と話した。
 23日は大村フラワー大使が乗車した。

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