マリモとイオンモールが資本業務提携 「次世代のコンパクトシティつくる」 地域社会の課題解決めざす

分譲マンション事業などを手掛ける広島市のマリモは、全国に商業施設を展開するイオンモールと資本業務提携を始めました。

これは、都内でマリモの親会社マリモホールディングスとイオンモールが、共同で開いた記者会見で明らかにされたものです。

発表によりますと、国内不動産事業を行なうマリモの株式30%を、マリモホールディングスからイオンモールが27日、譲り受けました。金額は非公表です。

両者は今後、商業・住居・オフィス・福祉などの機能が有機的につながる拠点づくりなどを進めます。

マリモホールディングス 深川真 社長
「今までマンション開発単体では実現できなかった、たくさんのことが実現できることに期待に胸をふくらませております。次世代型のまちづくり、コンパクトシティをつくることこそ、イオンモールさまとマリモ社の共通理念を実現することだと思います」

両者は互いの強みを連携・発展させて地域社会の課題解決に取り組むとしています。

マリモホールディングスの 深川真 社長は、「急激な人口減少社会の中、力強く生き残っていくため、2年前から資本提携先を探していた」と会見で明かしました。

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