天谷宗一郎 突撃 広島カープ選手たちの本音に迫る ドキドキワクワク開幕へ

いよいよ、あす31日、初陣を飾る広島カープの 新井監督 と選手たちを、RCC野球解説者の 天谷宗一郎 さんが直撃しました。(29日取材)

新井貴浩 監督
― 選手のときと監督となってからの開幕2日前、変化はありますか?
「うーん、そうだね、当日になってみないとわからないけど、でも開幕近くなってきた今っていうのは、選手のときと今の立場だったら全然、違うね」

― それはどういう?
「選手のときは基本的に自分の状態でなんとかいいものを出して、チームに貢献しようって自分のことだけを考えればよかったので。今はいろんな考えることの量が全然、違うから。いろんなことを考えるから、なんか全く違うなという感じですね」

― きょうも 秋山翔吾 選手だったり、菊池涼介 選手、田中広輔 選手といろいろ話をしていましたけど、どんなことを話している?
「なんかこう、どう? 元気? きのう何食べた? きょう、どこ行くの? がんばろうね。じゃあねという…(笑)そんなわけないだろうっていうね」

「でも、チームの彼らはいろんなことを経験しているんで、いろいろ、これから開幕を迎え戦っていくうえでどういうふうにやっていくぞっていう、こっちの気持ちを伝えて、『どう思う?』って、また聞かせてもらって、まあ、そういう話かな。詳しい話はここでは言えないけど、うん。自分たちのこともそうだけど、彼らには若い選手に対して自分たちが今まで経験したことっていうのを実際の本番の試合の中でどんどん伝えていってほしいので、そこを遠慮しなくていいよっていう」

菊池涼介 選手
― いろんなことを経験していると思うんだけど、やっぱり開幕って特別なの?
「ぼくに聞いちゃダメです。特別なわけないじゃないですか」

― フラット?
「フラットです」

― それをなかなかマネするって難しいと思うんだけど?
「いや、どうですかね。何ていうんですか、フラットっていったって、『よっしゃ、始まるぞ』っていう気持ちは確かにあるんですけど、そこまでですかね、ぼくは。『やったるぞ!』っていう、その上を行くと空回りするので」

野間峻祥 選手
― 何番で行くって言われているんですか?
「何も…。何も聞いていないです。どこでも、あまり考えすぎず、頭でっかちになりすぎず、とにかくチームが勝つためにその状況状況で自分のできることを精一杯がんばってやっていきたいなと思います」

栗林良吏 投手
「少しずつワクワク感が出てきているのかなと思いますけど、そんなに大きく変わることないかなと」

― フラットに入れている?
「はい。(コンディションは)全く問題ないので、結果を出すだけかなと思いますし。もし結果が出なくても、自分の実力が出なかっただけなので、体自体は何も問題ないです」

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