スポーツ用品メーカーのadidasは23日、オーストラリアとニュージーランドを舞台に今夏開催される女子ワールドカップ2023に向けた出場6か国の新アウェイユニフォームを一斉に発表した。
今回の新ユニフォームは、地球の環境を守ることの大切さを伝えるために「自然」を各国共通のデザインコンセプトに採用。
ここでは、その6か国の女子専用ユニフォームをまとめてご紹介したい。
コロンビア
コロンビア女子代表 2023 adidas アウェイ
コロンビアの「世界一美しい川」キャノ・クリスタレスに触発されたデザイン。「5色(5彩)の川」や「虹の川」とも呼ばれるこの川は、7月から12月の間の一時期のみ赤(ピンク)・青・黄・緑・黒の5色でカラフルに彩られ、奇跡的とも言える美しい表情を見せる。
2大会ぶり3回目のW杯出場となるコロンビア。2023年大会ではグループHに所属し、ドイツ、モロッコ、韓国と対戦する。
アルゼンチン
アルゼンチン女子代表 2023 adidas アウェイ
アルゼンチンの“自然の風景”をデザインしたユニフォーム。国土が南北に長いアルゼンチンには北のセラニア・デ・オルノカルから南のウシュアイアまで多くの山脈が存在するが、自然が生みだすその印象的な外観を描いたものだという。
2大会連続4回目のW杯出場となるアルゼンチン。2023年大会ではグループGに所属し、スウェーデン、南アフリカ、イタリアと対戦する。
ドイツ
ドイツ女子代表 2023 adidas アウェイ
ダークグリーンを基調にブラックとゴールドを組合わせ、そこに抽象的なグラフィックを重ねるデザインは、美しくも力強さを感じさせる。これはドイツの国土面積の約32%を占める森林地帯に触発されたもの。キャンバスに筆を走らせるように、深緑で木々の枝葉を描く。
9大会連続9回目のW杯出場となるドイツ。2023年大会ではグループHに所属し、モロッコ、コロンビア、韓国と対戦する。
スウェーデン
スウェーデン女子代表 2023 adidas アウェイ
冷たさを感じさせるブルーが印象的なこのデザインは、国が面するバルト海の広大な氷河や氷帽(氷河の塊)にインスパイアされたもの。濃淡ブルーで北欧スウェーデンの象徴的な自然の風景である海と氷河を描く。
9大会連続9回目のW杯出場となるスウェーデン。2023年大会ではグループGに所属し、アルゼンチン、南アフリカ、イタリアと対戦する。
スペイン
スペイン女子代表 2023 adidas アウェイ
両肩から裾まで脇部分を覆い尽くす美しいグラフィックが印象的なデザイン。これは国の大な海岸線周辺に見られるサンゴ礁からインスピレーションを得たもので、両脇にダークパープルでサンゴや海洋植物の美しさ・生命力の強さを表現する。
3大会連続3回目のW杯出場となるスペイン。2023年大会ではグループCに所属し、コスタリカ、ザンビア、そして日本と対戦する。
日本
なでしこジャパン 2023 adidas アウェイ
「2011年大会の歓喜を再び」。なでしこジャパン史上初となる完全オリジナルのユニフォームは、そんな決意を新たにする象徴としてSUNRISE(サンライズ)をコンセプトに採用となった。
デザインは、澄んだ空気の中でしか見ることのできない「幻想的な朝の空模様」を表現している。“カワラナデシコ”の花をモチーフにグローパープルを基調としたグラデーションが美しい。
【関連記事】小国マニアも必見!欧州各国代表の「新ユニフォームまとめ」(2023年3月版)
9大会連続9回目のW杯出場となる日本。2023年大会ではグループCに所属し、スペイン、コスタリカ、ザンビアと対戦する。
懐かしの新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。いまや貴重な激レアの代表ユニやクラブチームユニは見るだけでも楽しいはず!