JALグループ・長崎―大阪就航30周年 長崎空港で搭乗客へメッセージカード 活水女子大生と企画

搭乗客に記念品を手渡す活水女子大の学生(左)=長崎空港

 日本航空(JAL)グループの長崎-大阪(伊丹)線が就航から30周年を迎えたのに合わせ同社は1日、長崎県大村市箕島町の長崎空港で記念イベントを開いた。
 同路線は1993年4月、旧日本エアシステム(JAS)時代に就航。その後JALとの合併を経て、現在は1日4往復8便を運航している。
 記念イベントは産学連携協定を結んでいる活水女子大の学生と企画。この日は学生らが搭乗客約100人にメッセージカードなど記念品を手渡したほか、桜の花びらをモチーフにした紙に自分の目標を書いて貼り付けてもらう木のイラストを、長崎、伊丹両空港に設置した。
 キャビンアテンダントになることが目標という同大2年の本田鈴佳さん(19)は、「『良い旅になりますように』との思いでお見送りした。自分の夢をかなえてからも、今日と同じ気持ちを大事にしたい」と話した。同社長崎支店の寺尾康支店長は「これからも安全運航を堅持しつつ、サービスの品質を高めていきたい」と述べた。

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