春の風物詩 4年ぶりに春風に舞う 長崎ハタ揚げ大会

ハタ揚げを楽しむ家族連れらでにぎわう唐八景公園=長崎市

 長崎の春の風物詩、長崎ハタ揚げ大会が2日、長崎市の唐八景公園で4年ぶりに開かれた。青空に色とりどりのハタが舞い、家族連れら多くの市民が伝統行事を楽しんだ。
 長崎新聞社、長崎ハタ揚げ振興会主催。本田商會協賛、あたご自動車学校、浜屋百貨店、西部ガス長崎、NTT西日本長崎支店協力。
 この日の長崎の最高気温は23.1度と5月上旬並みの暖かさ。メインイベントのハタ合戦では、県内各地から参加した男性16人がスピード感あふれる空中戦を展開。同市矢の平2丁目の沖田勝喜さん(80)が優勝を飾った。
 会場では、来場した子どもたちが一銭バタを手に駆け回り、家族連れが芝生の上で弁当を広げるなどして穏やかな春を満喫した。

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