イングランド女子代表、W杯新ユニを発表!テーマは「芸術と旧ウェンブリースタジアム」

イングランドサッカー協会(The FA)とキットサプライヤーのNikeは3日、今夏開催される女子ワールドカップ2023に向けたイングランド女子代表の新ユニフォームを発表した。

England Women's 2023 Nike Home

2023新ホームキットは伝統のホワイトを基調に、ウェーブ状の濃淡グラフィックが上品なデザイン。これは旧ウェンブリースタジアムに触発されたものだという。

チョークのようなキットカラーやウェーブ・グラフィックは、1923年に開場した旧ウェンブリースタジアムの外観を飾っていたアールデコ様式(装飾芸術)のデザインをイメージしたもの。2023年で100周年を迎えるナショナル・スタジアムに敬意を表したデザインだ。

このキットカラーは同時に、1984年の女子欧州選手権で準優勝を成し遂げた伝説の女子代表チームへ捧げたものでもある。

England Women's 2023 Nike Away

2023新アウェイユニフォームは、史上初めて女子ユニにブルーを採用。男女を問わずイングランドのアウェイといえばレッドが定番だが、今回の色は90年代男子サードユニを彷彿とさせる。

薄っすらと落とし込むウェーブ状のグラフィックはホームと同じくにアールデコ調をイメージし、ウェンブリーの外観の特徴を取り入れている。斜めストライプのように配する幾何学的な模様は、国名の略称「ENG」をデフォルメしたものだ。

新ユニフォーム発表と同時公開となったビジュアルイメージには多くの代表選手が登場。ブルーのアウェイキットはかなり新鮮で、この色は男子代表でも見てみたい。

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イングランド女子といえば白ショーツが定番だったが、Qolyでも既報の通り白は選手の月経(生理)時の不安解消目的で廃止に。今回からは新たに紺ショーツを採用となった。

W杯は5大会連続6回目の出場となるイングランド。オーストラリアとニュージーランドを舞台に7月20日から始まる2023大会ではグループDに所属し、ハイチ、デンマーク、中国と対戦する。

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